コラム?とはまたちょっと違う趣で
ストーリーとして書くほどじゃないけど
話を読む上でこういう設定がある、と言うのを知ってて欲しいということを書くコーナーです。
最初の今回は汐崎真理音。BLUE1stでは主人公の1人(メインヒロイン)という位置づけでした。
実はこのキャラは蒼井を考えるより前から設定は出来上がっていました。
結局公開はせず、その前に旧サイトを閉鎖しましたが
当初BLUEⅡのスピンオフシナリオ的なものを考えてたんです。
Ⅰのスピンオフが「RED」 Ⅲのある意味スピンオフと言えるのが「FW」とあったので。
そのタイトルとして考えたのが「MARINE」
元ネタはパワプロ7で早川あおいが初登場、在籍チームがロッテということで
なんとなく「女子選手=ロッテ」みたいなイメージがあった頃。
マリーンズをアルファベットで表記すると「MARINES」
ロッテに入る主人公キャラ、それもⅡのスピンオフだから女性選手にしよう。
Ⅱの主人公はⅠの主人公・真崎梨音の娘・志穂。
旧作の設定では初の女子プロ野球選手でした。
彼女に憧れ、自分もドラフ島でプロ野球選手を志す、と言うストーリー。
現在のシナリオで真崎の娘(今の名は詩音)が、汐崎に憧れるという設定はこれを踏襲してます。
ちなみに汐崎と言う苗字は西武の潮崎をイメージしています。
Ⅱのカラーイメージが「海」だったこと、MARINEが海軍の意味?
なことからも海のイメージを入れたかった、ということで。
とまあ、ここまではコラム?の方で語ってもいいような、ルーツの話。
ここからが今のシナリオのバックボーンになっていることについて。
現在でこそ兄・籘真を見下すような態度をとる真理音だが
以前は兄を尊敬しており、友人には自慢するほどであった。
今のようになる切欠は籘真が高校3年生の時。
自信家な彼は周囲に「今年のドラフトで絶対プロになる」とのたまっていた。
真理音もそれを信じ、それを周囲に自慢する。
ところが、籘真は指名されなかったどころか、ドラフト候補に名前があがることすらなかった。
これにより真理音は友人達から嘘つきだと罵られる。
年齢的に思春期に差し掛かる頃であり、憧れの兄に裏切られたという思いから
その後彼を軽蔑するようになる。
その後時は経ち、彼女も高校へ進学する時期。
友人であり、チームメイトだった水鳴直樹、天地結らが地元の蒼海学院高に進学を決める中
真理音は東京の蒼綾学園への進学を決める。
兄のいた蒼海学院への進学だけは避けたかったからだ。
それからまた時は経ち、2人ともプロ野球選手となる。
真理音自身も大人になり、以前ほど露骨な拒否反応はしなくなったものの
籘真の軽薄な言動が癪に障るのか、今もどこか素直になれずにいる。
しかしまた別のどこかで、いつかは同じチームでやれれば…と思っていたりもする
いわゆるツンデレである。
という設定。ぶっちゃけツンデレの一言でほとんど説明してしまえる気がしないでもない。
今じゃありがちな設定ですけどBLUEじゃ意外といなかったタイプかなと。
ちなみに蒼井との色恋的な話はまだあんま考えてません。
まあ基本得意分野じゃないので、気がついたら一緒になってるパターンになるかと思います。